熱塩温泉のあゆみ

ここ熱塩温泉は天受元年に源翁禅師が入山されて、曹洞宗示現寺を開かれてより、六百余年と続く古い温泉でございます。数百年を経た老杉に囲まれたすりばちの底のような小さな温泉、健康増進に役立つ名湯といわれ、この湯は私たち村人のほこりです。
尚、毎年五月六、七日には開山忌が催され源翁禅師の徳を讃え大勢の善男善女の参詣する姿が見られます。禅師はこの地で永眠されましたので、その遺骸は本堂の裏の墓地に祭られてあります。


今日のような温泉湯としての形態を示したのは、約四百年前頃からといわれております。昔は松平様の奥方、お姫様方も示現寺に泊られ湯治をされたといわれ、今もお寺本堂の一室は御殿とよばれております。





